早朝の運動が効果的なわけとは?

生活習慣病予防では、適度な運動習慣を持つことが大切ですが、運動は早朝に行う方が効果的だという意見が多いようです。

アメリカでは、エグゼクティブのほとんどが朝5時に起き、7時には出社すると言われていますが、早起きがもたらす経済的な効果は高いという考えを持つ人は少なくありません。

現に、多くの成功者は早起きの習慣を持っています。
例えばアップルのスティーブ・ジョブス氏やプロバスケット選手のマイケル・ジョーダン氏、スターバックスのCEO、ハワード・ショルツ氏など、さまざまな分野で大活躍する人のほとんどが、早起きであることが分かっています。

各国の首脳クラスのほとんども早起きの習慣を持っていて、アメリカの大統領がSPとともに毎朝、ジョギングをすることは有名です。

なぜ、早起きが成功へとつながりやすいのでしょうか?最近の研究で、その理由についても明らかになってきました。

◆体脂肪燃焼効果が高い

人間の代謝は通常、朝起きたときから徐々に上がり始めます。これは、逆に言えば目覚めてからしばらくは代謝が低いということです。
しかし、朝に運動をすることで代謝は一気に高まり、さらに高まった代謝は日中ずっと保ち続けるということが分かっています。

代謝が高いということは、言い換えれば体内のカロリーを消費しやすいということですので、特にダイエットには効果的です。また、血流が良くなれば脳の働きも活発になりますので、朝から仕事に集中して取り組むことにもつながりやすくなります。

また、運動そのもののエネルギー消費量も、朝に行った方が、夜よりも高いという調査結果も出ています。
さらに朝、炭水化物を摂取する前に運動することで、体脂肪を燃やす働きは高くなりますので、メタボ解消を目的に運動する場合は朝行うのが最適と言われています。

◆睡眠の質を高める

ほとんどの体調不良は睡眠不足によって引き起こされると言われるなど、健康と睡眠は密接な関係があることが分かってきています。

健康の維持のためには良質な睡眠が不可欠なのです。

早朝に、朝の光を浴びながら運動をすることで、体内時計の狂いをリセットし、夜の入眠をスムーズにする効果があるとされています。

また、適度な運動は体をリラックスさせる効果もあり、ほどよい疲労感をもたらすため、不眠の解消に効果的とされています。

何事においても成功するためには、健康な体が不可欠だと言われています。しょっちゅう体の不調に悩まされ、集中力を阻害されるよりは、健康である方が効率の良い仕事をこなすことが可能といえます。

◆早起きがつらい?

とはいえ、朝は苦手でなかなか起きられない、という方も多いかもしれません。
早起きを習慣にするのは、特に夜型が身についている人にとっては楽ではないかもしれません。

しかし、早起きがもたらすメリットは絶大ですので、できれば取り入れたいものです。

例えば家族や友人と同時に始め、お互いに朝連絡し、起こし合うなどの方法も有効です。

また、たとえ寝過ごしても自分を責めないことも大切です。
真面目な方ほど、一度でも寝過ごしてしまうと自分に嫌気がさし、「どうせ私はダメなんだ」と、早起きの習慣そのものを止めてしまう傾向が高くなります。
おおらかな気持ちで取り組むと良いでしょう。
また、週1日は休みにして、思いっきり朝寝坊をする、と決めておくのも継続には有効な方法となっています。

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