気になったらセルフチェックしてみましょう
「もしかしたら自分もEDかもしれない…」 こうした不安を抱いている男性は少なくありません。現在、日本男性の4人に1人はEDだと言われています。誰がEDにかかっても、まったくおかしくはないですね。
そんな時、どうすればいいのでしょう。
すぐに行動を起こして病院へ行って診断してもらうのが一番なのでしょうが、かなりの勇気が必要とされます。男性にはナイーブな方が多く、陰茎への不安となればなおさらです。
誰がどう見てもEDだろうという確信が持てる場合もあるでしょう。「もしかしたら…」くらいの不安であれば、「EDセルフチェック」がオススメです。
◆寝る前にちょっとした細工を
勃起ができるかどうかを簡単に確認したいなら、朝目が覚めた時に勃起していたかを思い出してみてください。いわゆる「朝勃ち」という自然現象ですが、一週間以内に1回以上起こっていれば、勃起機能に問題はないでしょう。
朝に弱く、覚えていないという方には、少し手間ですがオススメの方法があります。
夜ベッドに入る前に、通常状態の陰茎に薄い紙テープを巻きつける。これだけです。ぴったりと巻きつけておけば、眠っている時に勃起が起きたら簡単に破れます。翌朝破けていれば勃起機能に問題なしです。
◆勃起の硬さスケールで確かめてみる
自分でEDを診断する方法は他に2つあります。こちらは少し手間がかかりますが、確かな結果が得られるでしょう。
1つは「国際勃起スコア」というテストで、25点満点で22点以上であるなら勃起機能に問題なしとされます。これは世界的なED度の判断指標となっているテストなのですが、「厳しすぎるのでは」と言われることもあるようです。
もう1つは「勃起の硬さスケール」というテスト。
こちらはアメリカで考案された「EHS」と呼ばれる診断を、日本語版としたものです。勃起した陰茎の硬さを5段階に分けてEDの目安とします。内容は下記のとおり。
グレード0:陰茎は大きくならない
グレード1:陰茎は大きくなるが硬くはない
グレード2:陰茎は硬いが挿入できるほどではない
グレード3:陰茎は挿入できるほど硬いが完全ではない
グレード4:陰茎は完全に硬く硬直している
以上の要素でチェックできます。
現在の自分の陰茎がどういった状態かをきちんと把握しましょう。誰でもEDになってもおかしくはありません。正常であればいいのですが、EDを放っておくのは危険です。取り返しがつかなくなるまで悪化させてしまうことのないようにしましょう。