誰もが気になる肥満について

ダイエットが大ブームを起こしている現代日本。何年も前から「健康的に生きるために」、「美しい体を作りたいから」といった理由で、同じテーマを延々とメディアは繰り返しています。
声高に叫ばれる「ダイエット」。ブームという理由だけではなく、誰もが一度向き合ってみる必要性が出てきました。「肥満」は万病の元になるからです。
肥満は生活習慣病の中でも重度の病気である「糖尿病」や「高血圧症」の原因になりえる病気とされています。誰でもなってしまう可能性のあるこの状態。一度詳しく見ていきましょう。

◆肥満って、どのぐらいの体重のことを言うの?

標準体重を超えてしまった時点で肥満と診断されます。

現在の肥満判定はBMI(Body Mass Indexの略)という数値で行われています。
http://bmi.nobody.jp
上記のようなサイトで簡単に計算ができるので、試してみてください。

日本肥満学会と呼ばれる組織があり、学会が決めた判定基準があります。病気にかかりにくいBMI22を統計標準として、25以上を肥満と判断するようです。肥満度は下記のように、4段階とされます。
低体重:18.5未満
普通体重:18.5~25
肥満(1度):25~30
肥満(2度):30~35
肥満(3度):35~40
肥満(4度):40以上

人の体の成分は大ざっぱに言うと、水分と糖質、たんぱく質やミネラル、脂肪と筋肉、骨などです。肥満は、この中の脂肪が多すぎる状態を言います。体重が標準より重くても、筋肉や骨が体のほとんどを占めるスポーツ選手などは当てはまりません。

◆太る=病気?

以前は太っていること自体を病気とみなす考え方はありませんでした。しかし、今は肥満症として病気の一種として考える、という認識が広まっています。
すぐに深刻な異常を起こすわけではありませんが、太っていると「高血圧」や「糖尿病」のような命にかかわる病気になりやすくなってしまいます。十分に注意が必要な状態であることに変わりはありません。

BMIの標準値が22とされているのは、この数値がもっとも病気にかかりにくいとされているからです。

◆太りやすいのは体質や遺伝って聞くけど?

太りやすい体質の人はいます。ただ、俗にいう「水を飲んでも太る」といったケースは考えられません。

太りやすいということは、食べ物からもらえるエネルギーを消費しにくい生活や体であるからです。生活習慣は家族に流されてしまう人が多いため、親や兄弟が太っていれば、自分も太ってしまう場合があります。これが遺伝のように思えるのでしょう。
ダイエットにおける体質とは「基礎代謝」のことです。基礎代謝とは、生命を保つために最低限必要なエネルギーのことを言います。
同じ体重や体格であっても、体の中の筋肉量が違えばエネルギーの消費量が変化するため、運動によって筋肉を育てている人は、筋肉を維持するためにたくさんのエネルギーを使っています。
例えば運動不足で筋肉のない人と同じ量を食べたとすると、鍛えている人の方がエネルギーを使うため、太りにくいというわけです。これがダイエットにおける基礎代謝の効果とされています。

ダイエットは生活習慣病の予防にもなりますが、健康的で美しい体を作ることと同じでもあります。「肥満が」気になっている方は、ぜひ今すぐにでも取り組んでみましょう。病気なんて敵ではなくなるかもしれませんよ。

Copyright(c) 2013 誰にでも分かる!生活習慣病 All Rights Reserved.

■参考サイトURL:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/about.html