突然死の可能性も!注意したい生活習慣病の兆候

高血圧や糖尿病など、生活習慣病と言われるものの多くは、症状の進行が非常に緩やかであるという特徴があります。そのため、検診などで引っかかっても「この程度の異常なら大丈夫だろう」などと、特に対策することなく、放置する人は少なくありません。
しかし、しっかりと対策をしなければ、やがては身を滅ぼすこととなりますので、早めの対策が肝心です。

また、近年では急激な死に見舞われる「突然死」が増加傾向にありますが、その大きな原因として、生活習慣病が挙げられています。

◆24時間以内に突然、死亡する

突然死は、兆候のない突然の死の総称で、発症から死亡までが24時間以内の症状を指します。

かつては、主に働き盛りの40代から50代に多い症状でしたが、近年では若年者にも見られるようになっています。
本人さえ予想もできないほど突然、死に到る発作が起こるため、特に一人暮らしなど、周囲に助けを求めることができない状況では、死亡率が高くなっています。

原因は、心臓の疾患が全体の約6割を占め、次いで脳梗塞などの脳疾患があります。最も多いのは急性心筋梗塞ですが、これは心臓に栄養や酸素を送るための冠動脈が動脈硬化してしまうことで起こります。 つまり、ドロドロ血液や高血圧などのため、血管が損なわれることで起きる病と考えられます。

多くは、発作が起きてから1時間以内に死亡するとされ、別名瞬間死とも言われています。
就寝中、入浴中、休憩中など、比較的リラックスしているときに発作が起きる場合が多いようです。

◆突然死の兆候

急激に起こると言われますが、事前に軽微な兆候があることがほとんどです。

たとえば、症例の多い心筋梗塞の場合、ひどい肩こりで首が回らない、腕や肩が痛い、歯やあごに痛みがある、夜中に何度もトイレに行く、胃の不快感やしゃっくり、ゲップなどが頻繁に出る、ちょっと動いただけで息切れがするなど、全身に不快な症状が現れます。
また、消化の悪いものを食べたわけでもないのに、脂汗が出るほどの胃の痛みに襲われることがあります。みぞおちから胃の上部にかけての強烈な痛みが10分以上続くなら、速やかに病院に行った方がよいでしょう。

また、脳梗塞の場合、予兆として顔面まひや手や足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状が見られます。
くも膜下出血では、まれに「警告頭痛」と呼ばれる偏頭痛が現れることがあります。このほか、頭がボーっとするなどのモヤモヤ感を覚えたり、物が二重に見えたりするなどの目の異常、めまいや吐き気を覚えることがあります。

万が一、このような症状が現れた場合は、無理をせず休養を取り、病院で診てもらうことをおすすめします。

◆心がけたい生活習慣

突然死をもたらす疾患のほとんどは、血液が詰まることで起こります。血液がドロドロ状態では、血管は詰まりやすくなりますので、積極的な水分補給を心がけることが大切です。

また、高血圧や糖尿病の兆候が見られる場合は、医師の助言を受け入れてしっかりと対策を行うように心がけましょう。

昔から「一病息災」などと言われますが、リスクを把握し、きちんと対処することで、結果的に健康的で質の高い人生を長く保つことができます。
前向きに対処して長生きを目指したいものです。

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