これも生活習慣病?その他の疾患

生活習慣病と言えば高血圧や糖尿病が真っ先に思い浮かぶかもしれません。 しかし、「生活習慣」がもたらすものですから、当然体のいろいろな部分に影響が現れます。中には、「えっ?これも生活習慣病に入るの?」と思われるようなものも…。

◆痛風のもと・高尿酸血症

ある日突然、多くは下肢に激痛が起こり、数日から2週間ほどで治まるものを痛風と言います。風が当たっても痛むという例えからこの名がありますが、その原因は血中の尿酸値が7.0mg/dlを超える高尿酸血症です。
尿酸はエネルギー代謝によってできた細胞の老廃物で、人間の体内ではそれ以上分解できないため本来は尿とともに排泄されるものです。 しかし、水に溶けにくい性質があり、過剰な分は残留して尿酸ナトリウムという結晶に変化します。
これが痛風の原因となるのですが、その患者の99%が男性であることから、特に注意が必要であると言えるでしょう。 足の親指を始め、膝や肘にも起こりやすいため急性関節炎とも呼ばれます。

◆オーラルケアも忘れずに・歯周病

最近歯が長くなったような気がする、歯茎の色が悪いように感じる…これらの症状は歯周病を疑いましょう。
欧米では歯医者は虫歯や歯周病の予防・早期発見のために定期的に通うものですが、日本ではまだ「歯が痛くなったら行くところ」と言う認識の方が強いせいか、成人の80%が歯周病にかかっていると言われています。 歯周病は歯茎が赤みを帯び、歯磨きの際などに出血する歯肉炎から始まり、徐々に腫れや出血、歯茎の退行が顕著になる歯周炎へと進行します。 適切な治療をしなければ、最終的には歯の根っこの骨が溶けてしまう歯槽膿漏に至り、歯は抜けてしまいます。
歯周病の原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまりです。
うがい程度では落ちないので、食後は必ず歯磨きをするようにしましょう。
また、生活習慣病の一つに数えられる所以は、喫煙による血行不良、ストレスから来る抵抗力の低下が大きく関わっているからです。

◆男性も骨粗鬆症には要注意

骨粗鬆症と言えば女性のもの、と思っていませんか?
確かに女性の閉経のような急激なホルモンの変化はありませんが、男性でも加齢に伴い、骨量は低下していきます。 また、喫煙や飲酒、偏った食事などはカルシウムの不足を招きます。
実際、80歳を超えると男性にも骨粗鬆症の患者が増えることから、決して無縁ではないと心得てください。

生活習慣病とはよくいったもので、日頃の不摂生がさまざまな病気を引き起こし、その影響が全身に及ぶということがわかりますね。
勉強やおけいこ事に限らず、健康においても「毎日の積み重ねが大切」と言えるでしょう。

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