食事の目的が変わっていませんか?

あなたは普段、どんな食事をとっていますか?
最近ではあらゆる健康食品が市場をにぎわせていますが、それは本当に必要なものでしょうか?

食事というものは本来、「生きるための行為」でした。ですが現代社会では、食べるだけでなく、「これを食べればやせる!」などの新しい機能が求められます。

それは「食事」に本当に必要なものですか?
健康的な体に必要な食べ方を考えてみましょう。

◆昔の食事は危険だった?

「食べ物」は時代と共に変化してきました。
現在の日本では、安いものから高価なものまで、食品はどこにでもあふれていますね。生きるために、口にできるものならどんなものでも食べなければならなかった昔とは基本的なところが違います。
栄養不足の時代には、食べ物を選ぶことすら難しいものでした。匂いで、味で、食べても大丈夫かどうかを命がけで見定めなければなりません。
甘いものは体に必要な糖分。うまみはアミノ酸を含んでいるもの。すっぱいものや苦いものは腐っているか有害。そうした基準で、食べ物を選んできました。ところが大脳の発達した人間は苦味やすっぱさを楽しめるようになり、味だけでなく「情報」も使って、食べるものを選べるようになりました。

◆今は「機能」が大事?

現在では、「食べること」自体はあまり重要視されなくなってきて、「どういった目的で食べるのか」、を念頭に置く人が増えてきました。

食べ物には3つの機能があります。

・エネルギー、脂肪、たんぱく質の三大栄養素やビタミンなどを目的とした「一次機能」
・うまみやおいしさを楽しむことを目的とした「二次機能」
・体調節機能と言われる成分を体に取り込む「三次機能」

最近ではこの中の三次機能に期待が高まっているようです。現代人にとって食事は生きるために食べるものではありません。食べることで得られるダイエット効果のようなものが求められています。
健康的な目的だけではなく、生物として生きるために食べることが重要ではないでしょうか。人間が食べ物に求めるものの順番は、一次、二次、三次の順番通りが理想的です。
食べ過ぎず、飲みすぎない。食べ物の好き嫌いをしないでよく「噛んで」食べる。人間の体は、たったこれだけのことで健康的なバランスを維持できます。
噛むことは食後の血糖値の上昇をゆるやかにします。脳の満腹中枢を刺激して、食べ過ぎを抑えてくれるので肥満の予防にもなるでしょう。脳や自律神経の活性化も可能です。ゆっくりと噛むだけであらゆる効果を体に与えてくれます。

食べるということは、それだけで健康を与えてくれるものです。食品の質ももちろん大事ですが、欲張らず、楽しく食事をする。これだけでも十分だと思いませんか?

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