食生活ではタンパク質が重要

極端に食事量を減らすダイエットはダメ、というのは常識になってきていますよね。しかし、それはなぜなのかはなかなか解りませんよね。それはサルコペニア肥満を引き起こす可能性があるからです。

◆サルコペニア肥満とは?

サルコペニア肥満、という言葉を知っていますか?これは筋肉量が落ちて、脂肪が体中についている状態です。糖尿病、心筋梗塞などにもつながる怖い症状です。なぜ脂肪がついてしまうのでしょうか。
ダイエットは足し算、引き算だから、食べ物を減らしていけばいい。そうすれば確かに体重は減ります。体も見かけは細目になります。しかしなぜかウエストまわりだけポッコリしている。これは筋肉が減って脂肪がついている状態です。おなかがポッコリしているのは内臓、特に肝臓に脂肪がたまっている状態です。この状態がサルコペニア肥満です。体重が標準的でも体は脂肪ばかり。このまま年齢が進むと生活習慣病になるのはほぼ確定です。代謝で筋肉が消費されるというのは落とし穴ですよね。ではどのように対応すればいいのでしょうか?

◆まずは筋トレ・有酸素運動をしよう

まずは筋トレで筋肉量を増やし、有酸素運動で脂肪を燃焼させましょう。簡単にいうとこうなりますが、実行するのは大変です。まずは筋トレから。毎日スクワットをする。スクワットは回数よりもフォームが重要です。まずは10回くらいから正しいフォームで続けてみましょう。できればジムでベンチプレスやダンベルローなどの筋トレをするのがおススメです。
有酸素運動はウォーキングです。走るのではなく早足で30分、歩いてみましょう。ジンワリと汗をかくくらいがちょうどいいです。これで筋肉量を維持しつつ脂肪を燃焼させましょう。体重が減るときには、実は筋肉も消費されているのです。それを防ぐための筋トレなのです。だんだん話が見えてきましたよね。

◆最も重要なのがタンパク質

ここで一番重要なのがタンパク質を多く摂ることです。筋トレで破壊された筋肉を再生させるためにはタンパク質を必要量とることが大切です。そして、一番とりにくいのがタンパク質なのです。

お肉を食べれば簡単にタンパク質がとれる、そう思うのは大きな間違いです。タンパク質が多いとされる鳥のササミ肉で、一本10gくらいです。(1本がだいたい50gくらいです)

成人男性に必要なタンパク質量は体重×1.5gです。たとえば70kgの男性ならば、70×1.5=105gとなります。これはササミ肉10本分になります。約500gです。こんなに食べられますか?3食に分けたとしても難しいですよね。また、他の肉で必要量とろうと思うと500gでは足りません。毎日ステーキを食べるような感じになってしまいます。
また、おなじ種類の肉を食べると、同じアミノ酸しか得られなくなります。若干極端な例にはなりますが基本的にはこんな感じなのです。
そこで使うのが「プロテイン」です。最近はさまざまなものが出ていて、吸収率のいいもの、飲みやすいものが出ています。しかも手軽にタンパク質の必要量をとることができます。しかもトレーニングしていると、必要なタンパク質量は増加します。これが補えないと筋肉量が減るのですから、プロテインは必須かもしれません。プロテインは通販でも買えるものでもあります。試してみるのもアリかもしれないですね。
正しい筋トレと有酸素運動、そしてタンパク質の摂取。そうすればサルコペニア肥満から脱出できるだけでなく、健康的でスリムな体を手に入れることができるでしょう。それが生活習慣病予防になりますよ。

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