自分の健康について見直そう

世界有数の長寿国・日本。
しかし、寝たきりなど要介護4~5に該当する人も増加傾向にあります。
せっかく長生きしても、ベッドから動くこともできず、食事も自分でできないようでは人生を楽しんでいるとは言えないでしょう。 そうした状況にならないよう、自分でも注意することが必要です。

◆認知症は生活習慣から?

認知症と言えば「アルツハイマー」のことで、防ぎようがないと思っていませんか?
確かに、アルツハイマー型認知症は全体の半数以上を占めていますが、決してそれだけではありません。 およそ20%は、脳血管障害、つまり脳梗塞や脳卒中が原因で起こるとされているのです。
こうした血管障害は、生活習慣病が招く動脈硬化によって成りやすいということはよく知られていますよね。
また近年、アルツハイマー型認知症にも生活習慣が大きく関わっていることがわかってきました。
認知症も食事や運動、適度な休息などに注意することによって、ある程度予防したり進行を遅らせることができるのではないかと期待されています。

◆突然死、生活習慣は関係ある?

それまでまったく健康だった人が、急に何らかの発作を起こし、発症から24時間以内になくなることを「突然死」と言います。
働き盛りの40~50代の男性に多く、過労やストレスによるものと言う考え方が一般的です。
しかし、その死因の約6割が急性心筋梗塞や狭心症といった心疾患であることから生活習慣との関係が考慮されるようになりました。
急性心筋梗塞を始めとする心臓の急性症状は、対処が適切でなければ発症から1時間以内に死に至ることが多いため、突然死の中でも特に「瞬間死」とも呼ばれています。
心臓が停止する原因のほとんどは、心室細動という不整脈が原因です。心臓に栄養や酸素を送る冠状動脈が詰まると、心筋が壊死して血液を送れなくなります。このため、心室細動が起こって心臓はポンプとしての役割を果たせなくなるのです。
こうした冠状動脈の障害は、動脈硬化が引き起こす典型的な症状です。
高血圧や糖尿病、脂質異常によって硬くなった血管は、詰まりやすくなることはよく知られていますよね。
また、心筋梗塞は、生活習慣病によって引き起こされることが懸念される最も深刻な疾患の一つなのです。
つまり、突然死といっても中には生活習慣病、あるいはその予備群という起爆剤を抱えていた可能性があったと言えるでしょう。

寝たきりも突然死も、できることなら避けたいもの。
生活習慣病はなかなか治らない、完治が難しいと言われることもありますが、しかるべき治療や対策をとれば充分コントロールは可能です。 自分の体を見直すためにも、生活習慣病についても知識を持つようにしましょう。

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