「生活習慣病」ってどんなもの?

近年、増加の一途をたどる生活習慣病。
今や40歳以上の人であれば、一つ二つは抱えているか、その予備群と言われているのではないでしょうか。
日本は世界有数の長寿国ですが、必ずしも健康の面でも優れているとは言えません。
高齢者の9割近くが何らかの理由で月に1度以上医療機関にかかっているというデータもあります。

◆「生活習慣病」とはいつから言われるようになった?

「生活習慣病」という呼称は、90年代後半から使用されるようになりました。
それまでは加齢によるものとされていたことから「成人病」と呼ばれていましたが、その原因が食生活や喫煙、飲酒など日頃の生活習慣によるところが大きいことがわかってきたのです。
また、子どもにも肥満や糖尿病といった疾患が増え始めたことから、「成人」に限定されるものではないという考え方が定着したとも言えるでしょう。
しかし、その一方で「生活習慣病」というライトな響きからあまり深刻に考えない人が増えたことも事実です。

◆生活習慣病の定義

生活習慣病として代表的なものは、糖尿病・高血圧・高脂血症・肥満です。
これらは生まれつきインスリンの分泌量が極端に少ない糖尿病Ⅰ型を除いて、日頃の生活習慣が大きく影響する疾患です。
脂っこい食事や甘いものの摂りすぎ、野菜不足といった食生活の偏りはその最たるものです。
また、現代人は意識していないと運動不足になりがちです。
睡眠時間を充分確保できない、あるいは眠りたくても眠れないといった睡眠障害に悩む人も多いでしょう。
これらの蓄積が生活習慣病を引き起こすのですが、もちろん正しい食事や運動を取り入れたからといってすぐに効果が現れるものでもありません。 不摂生や偏った食事を長く続けていればいるほど、その改善には時間がかかります。

◆生活習慣病に関わる要因

食事や睡眠、運動の有無だけでなく、飲酒や喫煙、ストレスも生活習慣病に関係しています。
ストレスを上手に解消し、飲酒は適度にすることを心がけましょう。タバコの害については言うまでもありませんね。
また、家族に生活習慣病の患者がいると遺伝的要素の他に食事を始めとする生活パターンが似ているということですから、なりやすいと言えるかもしれません。

生活習慣病はどれか一つではなく複数の原因が重なって発症すると考えられています。
そのため生活全般を見直し、改善することが必要になってくるのです。
健康診断で「要観察」や生活習慣病予備群と判定されたら、よい機会と考えてぜひ始めてみましょう。 それが健康で長生きするための第一歩です。

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